大阪・高校入試のC問題が満点になる?英検などの英語資格が受験に有利!

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大阪では、2017年度の入学者選抜(高校入試)の学力検査「英語」で、英語力判定テスト(TOEFL iBT・IELTS・英検)のスコアが活用されています。

取得した資格(スコア)によっては、難易度の高いC問題でも満点扱いになるなど、かなり受験に有利になるかもしれません。

具体的に、どれくらいの資格(スコア)で、入試が優遇されるのか紹介します。

 

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高校入試でのTOEFL iBT・IELTS・英検の反映のされ方は?

高校入試でのTOEFL iBT・IELTS・英検の反映のされ方は、スコアなどに対応する英語の学力検査の読み替え率が80%、90%、100%の3段階に分かれていて、取得している資格やスコアによって読み替え率は変動します。

 

読み替え率により換算した点数(最低保証する点数)と当日受験した英語の学力検査の点数を比較し、高い方の点数を受験生の英語の学力検査の成績となります。

 

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TOEFL iBT 40~49点・IELTS 5・英検2級を取得している場合

TOEFL iBT 40~49点・IELTS 5・英検2級を取得している場合の読み替え率は80%となります。

【特別選抜の場合(満点45点)】最低保証される点数は 36点

【一般選抜の場合(満点90点)】最低保証される点数は 72点

 

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TOEFL iBT 50~59点・IELTS 5.5を取得している場合

TOEFL iBT 50~59点・IELTS 5.5を取得している場合の読み替え率は90%となります。

【特別選抜の場合(満点45点)】最低保証される点数は 41点

【一般選抜の場合(満点90点)】最低保証される点数は 81点

 

残念ながら英検の設定はありません。

 

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TOEFL iBT 60~120点・IELTS 6~9・英検 準1級を取得している場合

TOEFL iBT 60~120点・IELTS 6~9・英検 準1級を取得している場合の読み替え率は100%です。

【特別選抜の場合(満点45点)】最低保証される点数は 45点

【一般選抜の場合(満点90点)】最低保証される点数は 90点

 

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TOEFL iBT(トーフル アイビーティー)とは?

TOEFL iBT

TOEFL iBT®テストは2005年9月に米国で導入され、日本では2006年7月からスタート。

「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能を総合的に、かつ高い精度と公平性をもって測定。

どれだけ英語を「知っているか」ではなく「使えるか」を重視します。

 

TOEFL iBTの検定料は、申し込み日によって変動します。

テスト日の7日前までに申し込みした場合の受験料は、US$235。

申込締切日以降に申し込みをすることも可能ですが、通常申込時の受験料に加え、別途手数料としてプラスUS$40の費用が発生し、受験料はUS$275になります。

もし、テスト日やテスト会場を変更する場合はテスト日の4日前までに変更できますが、変更手続きにはUS$60の費用がかかります。

 

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IELTS(アイエルツ)とは?

IELTS

IELTS(アイエルツ)は、ブリティッシュ・カウンシル、IDP:IELTS オーストラリア、ケンブリッジ大学英語検定機構が共同運営しているテストで、世界140ヵ国、1,000以上の会場で受験することができます。

もともとIELTSは、英語の環境での授業、または仕事や生活をしていく英語力がどの程度あるかを測るために考案され、海外留学や研修のために英語力を証明する必要のある方やイギリス、オーストラリア、カナダなどへの海外移住申請に最適なテストです。

イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドではほぼ全ての高等教育機関で認められており、アメリカでも TOEFL®テストに代わる試験として入学審査の際に採用する大学などが3,000校以上あり、日本でも大学生を中心に受験者が増加しています。

 

テストの所要時間は約2時間45分で、4つの英語能力(リスニング、リーディング、ライティング、スピーキング)が総合的に測られます。

IELTSは16歳以上での受験を推奨しています。

受験料は、25,380円です。

 

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英検とは?

英検

英検は、学習レベルに応じて5級~1級まで、7つの級を設定しています。

自分の英語レベルに応じて、どの級からでも受験することができ、自分の英語力が把握できます。

 

・英語を習い始めた中学初級程度の5級

・実用的で身近なトピックが増える4級

・中学卒業程度の3級

・教育や化学などを題材とした長文などが加わる準2級

・海外留学・国内での入試優遇・単位認定などコミュニケーション力が高く評価され、履歴書でも評価される2級

・「実際に使える英語力」として高く評価され、エッセイ形式の実践的な英作文の問題が出題される準1級

・二次試験では2分間のスピーチと、その内容への質問があり、英語の知識と相手に伝える発信力と対応力が必要になる1級

 

英検の受験料は、本会場と準会場、級ごとでも違い、2,000円~9,500円となっています。

 

 

 

 

TOEFL iBT・IELTS・英検

 

TOEFL iBT・IELTS・英検

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