高校受験を控えている中学生・保護者の皆さんで、志望校の決め方に悩んでいる方は多いのではないでしょうか？
偏差値も高校選びの際に重要ですが、高校の特色である「学科・コースの種類」を知ることが将来につながります！
一昔前に比べて増えている学科やコースをご紹介したいと思います。
あなたの将来の夢はなんですか？進路決定の基本
中学校を卒業した後、どのような道に進むのか考えていますか？
高校に入学するのが目的ではなく、その先の人生について考えることも大切です。
ほとんどの人の最終目標が「職業に就く」ことだと思います。
将来にどんな仕事をしたいか？どんな職業に就きたいのか？を決めて、そのあとで高校進学や大学進学を考えるのが理想ですね。
最終目標「職業に就く」までの進路の例だと・・
１．【就職】中学校を卒業して働く。会社勤務・自営業の手伝い・職人見習い・家業を継ぐなど。
２・【就職しながら高校へ進学（定時制・単位制・通信制高校）】→【大学進学・就職】
３．【高校（全日制）進学】→【就職】
４．【高校（全日制）進学】→【大学進学】→【就職】
５．【専修学校・職業訓練校へ進学】→【就職】
高校の学科・コースを簡単に紹介！
高校には様々な学科やコースがあります。
どの学科やコースに進むかが、将来の夢に大きく関わってきます。
高校の学科やコースの説明を簡単にまとめたので、参考にしてみてくださいね。
これから将来について考える人向け！普通科
将来の夢はまだ決まっていない。
そんな中学生は多いかもしれませんね。
普通科は、大学進学に向けて必要な学科を勉強します。
高校で勉強しながら、自分のやりたいことや夢を見つけたい、将来のことを考えたい人に向いています。
深く専門的に学ぶ！文理学科・理数科・国語科・英語科など
【文理学科】
普通科と同様の授業に加え、課題研究や研究成果の発表を生徒自身が行う授業が設けられています。
普通科より、より深く、自主的な学びをしたい人におすすめです。
【理数科・総合学科】
数学と理科の基本となる考え方や原理、法則などを基礎から学習します。
屋外観察や屋内実習、施設見学や講演会など、理数の学びに関する授業が組まれている学校もあります。
【国語科・英語科・国際教養科・国際文化科】
それぞれ国語・英語を専門科目とし、聞く・話す・読む・書く能力を養います。
多文化理解、コミュニケーション能力向上のために、国際交流の機会がある学校が多いです。
職業につながる！商業科・工業科・農業科・家庭科など
【商業科・流通経済科・グローバルビジネス科・マネジメント創造科】
ビジネスの基本となる、ビジネス基礎・簿記・情報処理などを学び、変化の激しいビジネス社会、情報社会で活躍する人材を育成する授業があります。
【工業科・機械科・電気科・土木科・建築科・情報処理科・工業化学科・航空科・自動車科・都市工学科】
工業技術に関して、専門的な知識や技能の習得に必要な基本知識・技術をイチから学びます。
科によっては、即戦力として社会に役立つ資格を取得できる学校もあります。
【農業科・園芸科・畜産科・農業土木科】
農業に関する基礎的、基本的な知識、技術を習得することができます。
また、学校の敷地内に農業に関する施設が整備されていたり、様々な実習や体験を通して学ぶことができます。
【家庭科・家政科・生活科学科・食物科・調理科・生活創造科・福祉ボランティア科】
専門家としての資格や技術を持った先生から、理論の授業を学び、調理実習や福祉施設での実習などを通して、技術の習得をすることができます。
体育科・スポーツ健康科学科・武道科・美術科・音楽科・総合創造科・演劇科
【体育科・スポーツ科学科・武道科】
体育の技術だけでなく、栄養学やトレーニング理論など、スポーツに関する理論的な勉強もします。
【音楽科・美術科総合造形科・演劇科】
専攻する芸術分野について、設備の整った環境で、プロの先生からの指導を受けることができます。
まとめ
自分の将来の夢が決まっている人も、そうでない人も、「受験」を経験することで、自分の適性や興味などを見極めることができるのではないでしょうか？
高校の学科やコースを知り、興味を持った学校の資料を取り寄せたり、学校見学、説明会などに参加して、自分に合った学校なのか、よく考えてみてくださいね。
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