交通事故で加害者は無保険!自賠責の被害者請求が簡単にできる方法

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以前、交通事故に遭った時の体験談をお話ししたいと思います。

交通事故の相手である加害者は、なんと無保険でした!

難しいとされる「自賠責の被害者請求」が簡単にできる方法をご紹介したいと思います。

 

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交通事故の詳細

某日、PTAの仕事を終えて、学校からの帰り道に事故は起きました。

私は自転車、相手は原付バイクで、出会い頭の事故でした。

 

相手のバイクも私の自転車も破損し、私の自転車に至っては、廃車となりました。

けがの程度が、打撲・擦り傷、切り傷だけだったのが幸いでした。

 

私は直進し、相手は小道から左折するために飛び出してきたところで衝突。

相手の道路には「一時停止線」がありましたが、無視したと思われます。

 

衝突した瞬間、歩行者の方が目撃されていて、警察へ連絡をしてくださいました。

相手は、「すみません」も「大丈夫ですか?」もなく、ただボーっと突っ立てるだけ!

 

しばらくして、警察が到着し、実況検分が始まりました。

が、相手の言い分がかなりおかしく、警察の方にも「君の言い分だと、事故は起きない!おかしいよ?」と突っ込まれていました。

 

警察の方に、お互いの連絡先の交換を促され、交換した後に、打撲したところが折れていないか、病院へ行きました。(骨折はなしでした)

 

交通事故の翌日、調書を取りに警察へ。

警察の方からみても、相手は頼りない感じだったらしく、相手からの連絡がないことを伝えたら、「相手の子、ちょっと気を付けた方がいいよ」とアドバイスをいただきました。

まさか警察の方の予感が的中するなんて思っても見なかった。

 

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加害者は無保険だった!

交通事故後、あとは本人同士での話し合いに、ということだったのですが、一向に相手から連絡がなかったので、私から連絡しました。

部分的に抜粋すると、

私「事故の件で連絡しました。」

相手「病院に行きましたか?」

私「行きました。」

相手「治療費いくらですか?お支払いします。」

私「え?昨日の治療費ですか?これから当分、リハビリで通院するんですけど」

相手「はぁ。」

私「バイクの保険は加入してますよね?」

相手「入ってないんです」

私「え!無保険なんですか?」

相手「はい」

私「自賠責保険は加入してますよね?警察の方が確認してましたし」

相手「自賠責保険は使えません。」

私「は?そんなわけですよね?」

相手「レンタルバイク屋に言われました。」

私「レンタルバイク???」

相手「はい、僕のバイクじゃないんです。」

私「レンタルバイク屋さんの連絡先を教えてください。また連絡させていただきます。」

 

とりあえず電話を切りましたが、衝撃すぎて・・

 

レンタルバイクってなんだ?

無保険ってありえない!

自賠責保険が使えない?

 

私の手に負えない。

これは泣き寝入りのパターンか?と、99%諦めムードでした。

 

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自賠責の被害者請求の方法を調べる

「自賠責保険が使えない」という相手の言葉に動揺しつつ、自分なりに色々調べていたのですが、自賠責保険は「加害者請求」「被害者請求」の2パターンあることがわかりました。

もし相手が言っていたことが、「加害者請求」のことで、私が「被害者請求」すればいいのかもしれない!と思い、被害者請求のやり方を調べたのですが・・

 

手間がすごくかかる、ということがわかりました。

正直、すごく面倒な作業が多くて、被害者請求をする人は少ないとも書かれていたり。

 

これは、もう諦めるしかないな。

そんな気持ちで、リハビリに通っている整形外科へ行きました。

 

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転機は整形外科での相談!行政書士を紹介してもらう

リハビリに通っている整形外科で、今回の顛末を話すと、院長先生が「タチが悪いね」と、行政書士の先生を紹介してくださいました。

ダメもとで相談の連絡をすると、いろいろアドバイスをいただきました。

 

私の場合の解決策になったキーポイントは、

「自分の自動車保険」です。

 

私は車を運転するので、自動車保険に加入しています。

その中の特約で、「弁護士費用特約」がありました。

 

ズバリ、これを利用しました。

車での事故じゃないと使えないと思っていたのですが、無事に使用できました!

 

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弁護士さんへ自賠責請求を依頼!

私の自動車保険の弁護士特約で、行政書士の方に紹介していただいた弁護士さんに、今回の交通事故の件を依頼することができました。

自賠責の被害者請求はもちろん、慰謝料、症状固定の件など、全て安心してお任せすることができました。

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私がするべきこと!たったこれだけ?

弁護士の方に言われたのは、私は通院するだけでいいと。

被害者請求の手続きなどの書類関係は、全てやりますとのことでした。

事故の影響からヘルニアになってしまい、通院が長引いていたのですが、気持ち的に本当に楽でした。

役所に書類を取りに行くことはありましたが、私が動いたのは本当にそれくらいでした。

 

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症状固定は別料金?それでも損はしない

先ほど言った通り、事故の影響でヘルニアを患ってしまいました。

そのことがあって、事故から6ヶ月経過したのちの症状固定でも弁護士の方にお世話になりました。

病院にMRIを撮りに行ったのですが、自費だったので2万ちょっとかかったのですが、もちろんこの費用も、後で戻ってきます。

私は、後遺障害等級14級となりました。

 

こちらの手続きは別途費用が発生すると、最初にお会いする時点で伺っていました。

ですが、私が損することはない(賠償請求をしてマイナスになることはない)とも伺っていたので、手続きを依頼しました。

 

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いくら請求できたのか?金額にビックリ!

後日、賠償金や通院費用などで総額180万円の入金がありました。

正直、びっくりでした。

こんなに戻ってくるんだ!と。

通院費や弁護士費用(症状固定)などを差し引いても、かなりのプラスです。

諦めていたら、もしかしたら病院代も自腹だったかもしれないと思うと、弁護士の方にお願い出来て本当に良かったです。

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交通事故まとめ

今回の交通事故は本当に勉強になりました。

初めての交通事故にして、相手が無保険というビックリな状況でしたが、「自動車保険」の「弁護士特約」に救われました。

保険って、やっぱり大切ですね。

万が一、みなさんが事故に遭ってしまって、相手が無保険だった場合、泣き寝入りせず、自動車保険の証書を確認してみてくださいね!

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