PTAの成人委員会や人権委員会のイベントを探すのは苦労しますよね。
毎年同じものだと飽きますし、費用の問題などで、なかなか決まらないことも。
そんな方におすすめしたいのが、最近人気の「LINEの講演会(ワークショップ)」です。
LINEから無料で講師の方が学校にきて講演会をしてくださいます。
スマホをお持ちであれば、ほとんどの方が利用しているのが「LINE」アプリ。
何かと問題が起きやすいLINEですが、正しい使い方を身につけるととても便利なツールですよね!
LINE講演会の時間や参加人数は?
LINEの無料講演(ワークショップ)は、「児童・生徒向け」と「保護者・教員向け」があります。
児童・生徒向け(小学4年生~高校生)講演会・ワークショップ
児童・生徒向けは、小学4年生~高校生までを対象としています。
【講演会】
実施時間は約50分、参加人数は50名以上
【ワークショップ】
実施時間は約50分、参加人数は1コマ最大40名まで(クラス単位での実施を想定)。
保護者・教員向け講演会
保護者・教員向けの講演会ももちろん無料です。
実施時間は60分~120分、参加人数は保護者40名以上・教員20名以上が目安。
LINEの無料講演会に申し込みする方法は、webサイトの専用フォームからになります。
実際にLINE講演会に参加してみた
実際にLINEの講演会に参加してみました。
カード教材やトラブル分類表を使用しながら、保護者自身が子どもとの認識や感覚の「ズレ」を体感しました。
「楽しいコミュニケーションを考えよう!~家庭での対話編~」という題材で講演していただきましたが、「言葉の難しさ」を痛感する内容でした。
子供のネットトラブルを防ぐための3つの対策を聞いてきました。
1.フィルタリングサービスの活用やアプリの設定の確認を!
有害アクセスサイト制限に有効なのが「フィルタリング」です。
フィルタリングサービスを利用することで、小学生・中学生・高校生など成長に合わせて、有害サイトの閲覧や使用を制限することができるので
2.自立を目指したルールの工夫
皆さんは以下のルール、どこが問題なのかわかりますか?
・ネットの「使いすぎ」に気をつけよう
・スマホは「夜遅い時間」には使わない
・ネットで「たくさんお金」を使わない
「使いすぎ」って、どれくらいの時間?
「夜遅い時間」って、何時のこと?
「たくさんお金」って、金額はどれくらいのこと?
これって、人の感覚によって変わりますよね?
ルールを設定するなら、具体的に決めないといけないと思いました。
スマホは1日1時間、スマホは夜10時まで、課金は1ヶ月300円までなど、具体的な言葉で説明することが大切ですね。
コミュニケーション能力をトレーニング
まじめだね、おとなしいね、一生懸命だね、個性的だね、マイペースだね。
このなかで、あなたが1番言われて嫌な言葉はどれですか?
このカードを使用して、グループワークに取り組みます。
言われて嫌な言葉も人によって違いますよね。
「嫌なこと」の感覚が人によって違うこと、さらにはネットの特性によって、よりズレが大きくなること。
言葉って難しい、そう感じました。
ネットの特性である、簡単にコピーできる、瞬時に拡散される、場所や人が特定できる、完全には削除できないなどの、「リスク」を想像・判断できるように日々トレーニングしていかなければいけないということを、子供に伝えたいと思いました。
LINE講演会のまとめ
自分自身も愛用しているLINEアプリだったので、とても興味を持ち講演会に参加しました。
LINEの話というわけではなく、ネット社会の今、大人にも子供にもためになる講話でした。
不適切動画も世間を賑わせていますが、「リスク」が想像・判断できたら回避できたことですよね。
この機会に子どもと一緒に、スマホを利用するにあたっての「リスク」や「ルール」を確認してみようと思います。
ぜひ機会があれば、PTAなどの講演会など依頼してみてはいかがでしょうか?
コメント