敬老の日・誕生日ギフトで介護施設で寝たきりの祖父母に喜ばれるプレゼント

敬老の日のギフトや高齢者への誕生日プレゼントは、何ににしようか迷いますよね。

高齢者の方だと、なかには介護施設で寝たきりという方も。

今回は、老人ホームで介護士として働く方に、敬老の日や誕生日のプレゼントで「寝たきりの方」が喜ぶプレゼントはどんなものがいいのか？なぜこのプレゼントを選んだのかの理由も合わせて聞いてみました。

介護施設に入所中の寝たきりの祖父母に喜ばれるプレゼントに迷っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

寝たきりだけど、食事が楽しみな祖父母へのプレゼント

寝たきりだけど、食事が楽しみな祖父母へのプレゼントでおすすめなのが

介護施設では、自分用のマイお箸や湯飲み（コップ）を使っている方は多いです。

たくさんの方がいらっしゃるので、「名前入り」だとスタッフの方にも認識してもらいやすいですよね。

季節のフルーツは、提供される頻度が少ないので喜ばれるそうです。

ご飯の友（佃煮、お漬物など）も、あまり好きな献立ではない時などに提供したりするそうです。

食品系は、スタッフの方に一声かけておくのがベターです。

なぜならのどに詰まらせてしまったり、腐ってしまうこともあるそうなので。

寝たきりでも居室での生活を楽しめるグッズを祖父母へプレゼント

寝たきりでも、居室での生活を楽しめるグッズでおすすめなのが

テレビをずっと観るのも疲れるので、ラジオやＣＤを利用して、昔に好きだった歌手のＣＤを聴いたり、ラジオ番組を聴いています。

お部屋で過ごす時間が長いと、ストレスも溜まるので、良い香りでリフレッシュするのもいいですね。

ベッド上で排泄介助される方だと、特に臭いに敏感なので、喜ばれます。

スプレータイプの芳香剤、花瓶タイプのディフューザーなどが人気です。

女性の方（母・おばあちゃん）だと、やはりお花は人気で、お部屋も華やかになります。

介護施設の場合、生花でも大丈夫なところが多いですが、病院はＮＧなところが多いです。

寝たきりの方だけではありませんが、高齢者の方は男女問わず肌が乾燥している方が多いので、化粧水や乳液、ボディクリーム、リップクリームなどの保湿用品も喜ばれます。

寝たきりだけど、おでかけが楽しみな祖父母へのプレゼント

寝たきりだけど、おでかけが楽しみな祖父母へのプレゼントでおすすめなのが

たまに病院や介護施設の庭や屋上、近所へ散歩に出かけることもありますよね。

そういう時に便利なのが、防寒グッズです。

ブランケットはひざ掛けにしたり、居室でもタオルケット代わりにしたりできます。

帽子は日差し除けで必須です。

カーディガンなどの羽織ものも寒さ対策であると便利です。

寝たきりの方の着脱は結構大変なので、ワンサイズ大きめを購入されるといいですよ。

寝たきりでも安楽に生活できるようになる祖父母へのプレゼント

寝たきりでも安楽に生活できるようになる祖父母へのプレゼントで、おすすめなのが

ベット上で１日のほとんどを生活する寝たきりの方の場合、自分で動くこともできない方も多いです。

クッションは体位変換などのポジショニングに使用することができるので便利です。

ベット上で足を挙上する、車いすで、座位が安定するように両脇に差し込む、背中が反り返らないように背中に添えるなど、様々な用途があります。

寝たきりの方は、肌が敏感な方も多いので、肌触りが良いタオルも喜ばれます。

寝たきりで、すぐに内出血ができてしまう方もいます。

そういう方におすすめなのが、レッグウォーマーで、両下肢や両前腕を保護するために使用している方も多く、100均でも販売されています。

まくらも、本人持ちのものを愛用されている方もいて、通気性が良いもの、固め軟らかめなど、個人の好みのまくらを使用しています。

直接肌に触れる肌着も、喜ばれます。

使用頻度も多いので、意外とすぐにダメになります。

寝たきりの方だと、ボタンではなくマジックテープタイプのものがいいですよ。

寝たきりの方にとって、入浴の時間は癒しです。

もちろん介護施設でも備え付けのシャンプーなどがありますが、お世辞にもいいものとは言えません。（言っちゃったけど）

香りのいいものや、お肌にやさしいものなどプレゼントしてあげてはいかがでしょうか？

まとめ

寝たきりの方へ向けての敬老の日のプレゼントは参考になったでしょうか？

高齢者の方のプレゼントは、誕生日や父の日、母の日などでも悩みますよね。

お話ができる方でしたら、おじいちゃんおばあちゃんが欲しいものを直接聞いてみるのもいいと思いますし、スタッフの方に、あれば便利なものや喜びそうなものを尋ねるのもいいですよ。

病院に入院中だったり、介護施設に入所中の祖父母の方に、プレゼントを持って面会に行かれてはいかがでしょうか。

子供や孫たちとの面会は、何よりも嬉しいと思うので、きっと喜ばれますよ！