母乳の出が悪いと悩んでいるママも多いですよね。
ママや赤ちゃんの数だけ悩みがあって、母乳が出ない悩みやトラブルなど症状は様々。
今現在、母乳で悩んでいるママ、過去に悩んでいたママの悩みを拝見すると・・
・母乳が足りていないのか、夜泣きがひどい。
・母乳とミルクの混合でやってきたけれど、胸が張らなくなってきた。
・母乳の量が少ないので、母乳の後にミルクを足さないと赤ちゃんが満足しない。
・陥没乳首で、赤ちゃんがうまくくわえれず苦労している。
・ミルク代のことを考えると、なるべく母乳を続けたいけど、2ヵ月目ですで母乳の出が悪くなってきている。
・乳頭に傷ができてしまい、激痛と化膿を恐れて母乳があげれない。
・お腹を空かせて夕方までずっと泣き続け子供を見ているのが辛い。
・産前おっぱいケアをしていなかったため、乳頭もかたく、おっぱいもパンパンに腫れた。
・陥没乳頭、扁平乳頭という状態にもかかわらず、妊娠中何にも乳頭ケアをしていなかったので、産後すぐ困り果てた。
・母乳とミルクの混合だけど、母乳を嫌がるようになってきた。
などなど、たくさんの悩みやトラブルがありました。
そんな母乳に関する悩みを、どうやって先輩ママは解決してきたのか、まとめてみました。
母乳の出が悪い時の8つの解決法
母乳の出が悪い時の解決策も色々あります。
どれが正解というわけではなく、個人差や体質などもあるので、参考にしていただけたらと思います。
いろいろ試してみてくださいね。
1.母乳マッサージ
おっぱいマッサージや、桶谷式マッサージなど聞いたことがあるのではないでしょうか?
痛いイメージ(いや、実際に痛いかも)がある母乳マッサージですが、母乳の分泌を促したり、母乳のつまりを取ってくれたりして、母乳の出を良くしてくれます。
自分でやると、ついつい手加減してしまうので、助産院などに通うママも多いです。
母乳マッサージの時に、おっぱいのまわりに蒸しタオルをあてるのも効果的です。
乳腺の出口のつまりが取れた瞬間シャワーみたいに母乳が出ることも。
飲ませる前のマッサージと、出口が詰まらないように少し痛いくらい乳首をマッサージしたり、授乳前後のケアも大切ですね。
2.母乳外来
病院にも母乳外来があり、乳腺炎などの場合は病院の母乳外来を受診することをおすすめします。
もちろん、母乳マッサージもしてもらえますし、授乳量や回数の相談にものってもらえます。
育児は孤独になりがちですが、外部と繋がりを持つことで、ストレスからも解放されて母乳の出が良くなる方もいます。
3.赤ちゃんの舌(小児科か小児歯科に相談)
母乳の出が悪いのではなく、赤ちゃんの舌に原因があることも。
舌の裏がわの中央に筋が一本あり、もしその筋が長い場合、お乳を吸いにくいかもしれません。
筋を切る必要もあるようで、赤ちゃんのうちなら痛みも少ないようです。
4.飲み物
飲み物は、種類はさることながら、量も決めて摂取している方が多かったです。
・青汁
・カルピスを毎日一リットル飲んでいます。
・体を冷やさないようにして、ぬるい水分(お白湯)をたくさん摂る。
・水分を1日2リットル以上。
・母乳の出がよくなるというハーブティー を水がわりに飲む。
・ルイボスティー、ラズベリーリーフティーを助産師さんからすすめられた。
・温かい飲み物を飲む。
・カフェインレスのほうじ茶かルイボスティー。
・骨と野菜でダシを取ったスープを飲んでました。
作り方は簡単で、骨(ガラ)と根菜類(人参や大根、いも等)を2~3時間かけて煮込み、最後に塩で軽く味付けするだけ。
5.食事
食事はダントツで、お米系を食べる方が多かったです。
たんぱく質も意識して摂取している方も。
・お餅、納豆ご飯を食べて、夜はご飯3杯に肉。
・白米をたくさん摂り、あとは肉もよく食べました。
・焼き肉、からあげなど、タンパク質をたくさん。
・味噌汁は、ごぼうをたくさん入れたもの。
・具だくさんの味噌汁を毎食食べていました。
・和食中心を心がけました。
・ごはんは2杯食べる。
・餅や餅米を使ったかわりごはんや赤飯を食べると、母乳の出がよくなります。
・白米を毎食お茶碗2杯食べてね、と言われました。
ママが空腹だと、赤ちゃんに美味しい母乳を届けてあげることができないので、産後の無理なダイエットなどはNGです。
6.授乳回数
・頻回授乳(1日12回以上飲ませてました)
・日に10回以上は吸わせる。
・夜11時~朝5時は、母乳分泌のホルモンが沢山でる時間なので、その時間に沢山吸わせるのが完母への近道。
乳頭陥没や乳頭扁平を、マッサージ+頻回授乳で克服したママも!
7.睡眠・リラックス
・授乳前には必ずマッサージして、出来るだけ睡眠時間は確保する。
・身体を休めること。
・ストレスを溜めない。
「疲れると母乳が出なくなる」という意見多数でした。
母乳だけで!と思うと精神的に疲れて、余計にストレスが溜まってしまいます。
8.乳頭保護器(ニップシールド)
乳頭に傷ができると痛いんですよね。
だけど、授乳はしないといけないし、少しの傷であれば乳頭保護器(ニップシールド)が便利です。
・乳頭保護器で乳首の保護
・ニップシールドは、赤ちゃんも飲んでくれやすくなると思います。
・オススメはメデラのニップシールドです。
ちなみに私は、メデラの搾乳機(スイング)を愛用していました。
産後、産婦人科でレンタルさせてもらっていたのですが、あまりに使い心地が良くて、退院後に購入しました。
私が搾乳機を利用していた理由は、母乳が出ないわけではありませんでしたが、乳頭が扁平だったため赤ちゃんがうまく飲めなかったから。
こういった器械に頼るのもいいと思いますよ。
まとめ
最近では、ミルクも栄養価的に母乳とさほど変わりません。
あまり完母にこだわらず、無理ならミルクとの混合でもいいのかも。
母乳の出が悪いと、ちゃんと飲めてるのかな?、体重増えているかな?とか一日中おっぱいのことばかり考えてしまうママもいるでしょう。
かく言う私もそうでした。
完ミでも混合でも、子どもは丈夫に育ちますよ。
ミルクも一生飲んでいるわけではありませんし、そのうち離乳食など始まるので、あまり母乳にこだわり過ぎないことです。
それより、必要な栄養素が足りなくなる方が問題です。
赤ちゃんの成長は一瞬です!
ストレスを溜めず、育児を楽しんでくださいね♪
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